通常の身体表現のワークとは異なり、改めて「演出論」
現代演劇の分析から、演出とは何か、
30年間パパ・タラフマラをひっぱってきた小池さん。 国内外での具体的な経験談もりだくさんで、 PAI生からも質問が飛び交います。
小池さんを囲むPAI生たち。
みんなとてもいい表情です!
(事務局)
「感動を呼ぶため、技術以上に必要なものは?」
「演出するときどのように人を見極めるのか?」
質問は尽きることがありません。
「その人が持っているものを最大限に活かす。 演出とは料理に似ている。」と小池さんは言います。
最初からカレーを作ると決めて材料を揃えるのでなく、材料を見ながら一番おいしく作れるものを決めていく。
人を何かの役柄に当てはめるのでなく、人のバランスを見ながら
いかに最大限の効果を引き出すか。
そして「場のエネルギーをダイナミズムを持ってまとめあげること。」
それが演出である、と。
それが演出である、と。
さらに舞台における空間、時間、身体の捉え方や、アジアの達磨的な哲学について、話はどんどん広がっていきます。
刺激的で深い洞察に富むお話に、 PAI生も熱心にメモを取ります。
現代に生きるという責任をしょってたつ、 未来を担うPAI生にとって、芸術表現とはどうあるべきか、 そして舞台芸術はどんな役割を担えるのか、 考えさせられると同時に、背中を押されるような、 勇気をもらえる講義でした。
刺激的で深い洞察に富むお話に、
現代に生きるという責任をしょってたつ、
小池さんを囲むPAI生たち。
みんなとてもいい表情です!
(事務局)
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