本日はパパ・タラフマラの代表作「WD」「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」や小池博史ブリッジプロジェクトの最新作「注文の多い料理店」の音楽を担当され、そのほかにも数々のCM音楽の作曲や日本現代音楽会理事を務める、日本を代表する現代音楽家の中川俊郎さんに来ていただきました。

身の回りにある「音」を感じながら、中川さんオリジナルのテキストを使い、「音楽の源泉」を辿るというワークを通して
“音楽の源泉~音を楽しむ~”ことが今回のテーマです。
事前に「なにか好きな音の出るものを持ってくること」というお題を受けたPAI生たちは、リコーダーからビニール袋にいたるまで様々なものを持ち寄りました!
中川さんの鞄からも次から次にあらゆる楽器が出てきます。
なかには楽器とは到底思えないものまで……
現在、楽譜で見るような音符音階がなかった時代、音はどのように存在したのか。
原始の記憶を体験するかのように、みんなが互いの音を聴きながら自分の音を響かせ合います。
次第に、楽器と声を使ったコーラスへ。
あらゆる作為的なものを取り除き、シンプルな音の重なりだけで、美しい音楽が奏でられます。
はじめはただなんとなく音を出していたPAI生も、だんだん音が響き合う感覚がわかりはじめます。
「音」に魅せられ、「考えずに、できるようになる」ことを体験したPAI生たちでした。
それぞれ楽器を持って思い思いのポーズで!
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